冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

【旅行記】仙台の美食を堪能してきた

前回の記事が暗い内容になってしまったので
久しぶりに旅行記を。


8月最終週の金曜日~日曜日まで
『GOTOトラベルキャンペーン』を利用して、
友人と仙台へ旅行にいってきた。


昨年は札幌や下関、東京と色んな場所を
旅してきたが、今年はコロナ禍もあり
全然旅行に行けていなかった。


日々の疲れもストレスも発散できた
素敵な3日間になった。



1日目 金曜日



朝の便で名古屋→仙台へ
平日と言えど夏休み期間中になのに
セントレア空港はガラガラ。大丈夫かこれ。

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昼に仙台空港に到着。
先に到着していた友人とともに
早速牛タンを食べに仙台駅へ。


仙台在住の友人がお勧めしてかれたお店へ

『たんや 善次郎』
(なんか鬼滅ぽい名前)


tabelog.com

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注文したのは牛タン定食4枚(1,850円)
結構なボリューム。

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今まで食べてきた牛タンは、歯応えが強く
なかなか噛みきれないものが多かったが、
ここの牛タンは分厚くてもシャキシャキした
食感で柔らかくうまい!!


大満足!
利久じゃなくて善次郎にして正解だった。


しかし後程聞いた話だと、値段が高くても
真中たん定食がおすすめらしい。
少し惜しいことをした。。


そのまま電車に乗り込み、松島へ


以前来た際には、人が大勢いて疲れたが
さすがにコロナ禍で人は少なかった。


楽しみにしていた遊覧船へ。


デッキで風を感じながら景色を楽しむ。
綺麗な海だった。

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下船後は、島や周辺を散策した。


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昼過ぎから夕方まで観光するぐらいには、
丁度いい観光スポットだと思う。


その後は電車で仙台駅に戻って
ビジネスホテルにチェックイン。

1室2,800円安すぎる。


荷物を置いて、いよいよ夜の街へ。


『蔵の庄 総本店』


tabelog.com


このお店、名古屋にもできてほしい。
囲炉で炙る魚料理が絶品。雰囲気もいい。
是非とも囲炉裏席で予約して欲しい。

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穴子の白焼き
・鰹の塩たたき
・のどくろの囲炉裏やき

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このメニューは是非食べて欲しい。
びっくりするほど美味しかった。
また、来たいなあ。


その後も2軒目へ。
『ちょうつがひ』

tabelog.com


ここのお店も内装が趣深い。
刺し盛りや鱈のフライも勿論美味だが、
お店の雰囲気とは裏腹に
〆のカツサンドが名物らしく、
ついつい食べ過ぎてしまった。。


気づけば既に12時過ぎ。
ホテルに戻って熟睡。


2日目 土曜日


午前中は仙台駅付近をだらだらと散策し、
午後からもう2人の友人とも合流。
5人でレンタカーを借りて、鳴子温泉へ。


宿泊した宿はここ。
鳴子温泉 湯元 吉祥』

travel.rakuten.co.jp


通常料金19,800円が各種割引で9,000円に。

や、安すぎる。


久しぶりの温泉を堪能。
日々の疲れが癒えた気がした。


その後は、旅館の御膳を堪能。
牛タンが食べ放題だったのも嬉しい。

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その後は客室に戻って酒を交わしながら
人狼ゲームをしたり、仕事の愚痴を話したり。


転職したり、結婚したり、車を買ったり
周りは順調に人生のステップを歩んでいる。


何も変化がないのは筆者だけだった。


これからの夢や目標を語りあったり。
なんだか大学生の頃に戻ったようだった。


気付いた時には朝の4時。


酔いも廻り、気付けば寝てしまっていた。




3日目 日曜日

朝風呂に入った後。
準備をした後、旅館をでる。


サービスも何かも良くて素敵な宿だった。
またいつか来たいなあ。

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※客室からの景色


旅館を出た後には、鳴子温泉名物の
『かんけつ泉』を見に行った。

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こんな感じで吹き出してくる。
あと、温泉たまご作りも体験。


熱くて舌を火傷したのもいい思い出だ。


下道を寄り道しつつ仙台駅に戻り、
レンタカーを返す。


最後に仙台で話題?のラーメン屋に。

『らーめん堂 仙台っ子 仙台駅前店』


tabelog.com

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家系に近くて目新しさはなかったものの
こってりしてて、運転で疲れた体に染みる。
何よりもバイトの女の子か可愛かった。


ラーメンを食べた後、
みんなで握手をして解散となった。


帰りの飛行機も相変わらずガラガラだった。


セントレア空港から家まで帰宅する時間は
いつもセンチメンタルな気持ちになる。


旅行が楽しければ楽しいほど、
現実に戻るのが嫌になる。怖くなる。


この旅を通して、
自分の人生について見つめ直すことにした。


仙台!とてもいい場所だった。
街も大きくて賑やかだし、食べ物もうまい!


このご時世、旅行をするのは少し後ろめたさも
あるかもしれない。


でも、旅はどんな時であってもオフィシャルな
ものであるべきだと思うな。


【恋愛】彼女との現状について その2

彼女との近況について。


先ずは↓の2つの記事を読んでから、
記事へとスクロールしてくれれば幸いだ。

kakusyakaijin.hatenadiary.jp


kakusyakaijin.hatenadiary.jp



彼女と付き合ってから
半年以上の月日が経った。


以前の記事にも書いていたが、
3月、4月はコロナウイルスの影響もあり、
全く会うことができなかった。


就活生だった彼女に、
電話で面接のアドバイスをしたり、
落ち込んでる時には話を聞いて励ました。


会えない期間はとても寂しかったが、
僕らの関係は上手くいっていた。


6月になるとコロナの話題も少しだけだが、
落ち着いてきた。


彼女は愛知県内の優良企業に就職が決まった。


約束通りレストランのディナーを予約して
彼女の内定祝いをした。


会うのは3ヶ月ぶりだった。


「これからはいっぱい遊べるね。」


ワインを片手に頬を赤らめて話す彼女を見て
僕はやっぱりこの子が好きだと思った。


久しぶりの逢瀬を経て、
彼女への思いはより強くなった。


それからも、京都へ旅行したり、
海や山へも遊びに行った。


可憐な彼女はどこの場所に行っても、
どんな服を着ててもその風景に映えた。


8月になり、コロナの第2波が日本を襲う。


世間は再び自粛の流れに。


彼女の家族からの目もあり、
なかなか遊びに行くことができなかった。


どうすれば会いに行けるかと考えた末、
夕方からレンタカーを借りて、
愛知県内をドライブすることにした。


日が落ちてから、
彼女の家の近くまで迎えにいった。


YOASOBIの『夜に駆ける』を聞きながら、
海岸沿いや夜景が見える場所を走った。



直接会って話ができるだけでも
十分幸せだった。


暗い話題が飛び交う世の中で
彼女の存在が僕にとって希望の光だった。


盆休みの最終日。


いつもの様にレンタカーで彼女を迎えに行き
金城ふ頭の夜景を見に行った。


暗い夜の海に写し出される工場夜景は
不気味な様にも思えるがとても綺麗だった。


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彼女は海を眺めながら
ぼそっと問いかけてきた。


「やっぱりカク君は東京に異動したいって思うの?」


この質問をされるのは3回目ぐらいだろうか。


僕はいつも通り「そうだね」とだけ答えた。


彼女は『そっかあ。そうだよね。』
と吹っ切れたような笑顔を見せた。


その時には、またいつもの質問かと思った
ぐらいで何も気に止めていなかった。





実はこの日を境に彼女とは会えていない。


連絡の頻度も減ってしまった。


どうやら僕たちの関係には
少しヒビが入ってしまったようだ。


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理由は彼女の口から聞けていないから
分からないままだ。


ただ、心当たりがあるとすれば
あの質問だ。


彼女は愛知県内で就職をし、
愛知県内で生きていくことを決意した。


東京から異動してきたよそ者の僕との未来が
見えなくなったのかもしれない。


あの日、彼女が口にした
『そっかあ。そうだよね。』という言葉は



『私じゃなくて、東京を選ぶんだね。』


そんな意味だったのかもしれない。


確かに僕は東京志望だし、
愛知に残る気はさらさらない。


僕は『天気の子』には決してなれない。


何かを選択するためには
他の何かを捨てる覚悟がなければならない。


東京に行く決断をするためには、
彼女との未来を捨てないといけないのか。


遠距離恋愛ではだめなのか。


色んな考えが頭を駆け巡るが、
彼女は僕ではなく、愛知を選んだ。


このまま別れるかどうかは分からないし、
具体的にまだそんな話も出ていない。


ただ、確実に僕たちの関係が
終わりに近づいている気がする。


ここまで純粋に人を愛することができたのは
いつぶりだろうか。


愛する人の心が離れていく悲しみを感じたのは
いつぶりだろうか。


遊び人のクズへと堕ちていた僕は、
大きく変わった。



愛知で彼女と出会い、
そして愛を知った。



どのような結果になったとしても
僕を変えてくれた彼女に感謝したいと思う。

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『名古屋』と『東京』

連休前の最終出社日。
筆者の勤める会社では毎年定期面談がある。


1年の中で唯一支店長や人事に対して希望を
伝えることができる大事な面談だ。


『今年こそ東京へ異動させてください。』


東京への異動願いを出し続けて3年が経った。


これまで東海エリアでトップの成績を残し、
数字に直接繋がらない仕事も異動のために
積極的に引き受けてきた。


筆者の切実な異動願いに対して
会社としてフィードバックが欲しかった。


しかし支店長や人事部からの回答は
いつも曖昧だった。


「なぜ今東京に行きたいのか?」
「なぜ名古屋ではだめなのか?」


この質問に対して毎年毎年、
論理を緻密に積み上げて説明をする。


しかしながら、未だに異動の辞令はない。


今年は覚悟を決めて面談に臨んだ。


もし今回異動が叶わないなら、
今後1年以内に退職するつもりだと伝えた。


支店長はかなり驚いていた。


筆者主導で進んでいる社内プロジェクトが
あるため、支店長にとっても筆者の退職は
かなりバツが悪い。


コイツに辞められては困るという、
ブランディングを固めておいたからだ。


しぶしぶ人事部長に推薦状を書くことを
確約してくれた。


勿論、東京への異動希望者は大勢いるので、
推薦状を書いてくれた所で異動は難しい。


ましてや、コロナウイルスが蔓延する東京へ
異動が認められるかどうか。


あとは発令を待つだけだ。


面談が終わり、帰宅しようとする筆者に
支店長がもう一度声をかけてきた。


有給をもっと使っていいから、
東京に遊びに行く機会を増やすのでは
だめなのか?


支店長的からすれば筆者の主張は
やはり腑に落ちなかったのだろう。


遊びにいくために東京に異動したいわけでは
ありませんよ。


ついつい語気を強めて返答してしまった。


多分、支店長のように名古屋の人間から見れば
東京は遊ぶ所が沢山あって楽しい場所だ。


しかし満員電車や物価の高さなどから
働く場所としては決して良く思っていない。


新幹線ですぐに東京や大阪に遊びに行ける
名古屋の方がよっぽど住みやすく働きやすいと
思っているのだろう。


名古屋人が地元志向が強い傾向にあるのは、
そういった地理的な背景が
少なからず影響しているのだろうか。


支店長の発言に関しても、もしかすると
筆者を気遣ってくれているのかもしれない。


ただ、筆者はもともと東京で仕事がしたくて、
東京の企業に入ったわけである。


40歳、50歳になって東京に異動するのでは
もはや遅すぎる。


社会人生活にも慣れ、働き盛りを迎える
今このタイミングで東京で仕事がしたいのだ。


既に20代の貴重な3年間を名古屋で
消費してしまった。


勿論、勉強させてもらったことも沢山あるし、
名古屋での仕事はとてもいい経験になった。


ただ東京で仕事をしたい。東京で生活したい。


そう強く願うことは
そんなに甘く安価な考えだろうか。


東京で働かなければいけない理由。
そんなの東京で働いてみれば、
いくらでも見つかる。


名古屋でこれ以上働きたくない理由。


それは数えきれないほど沢山あった。


ただ、その中でも1番大きな理由は
このまま名古屋で働き続けたところで、
将来のビジョンが全く見えないことだった。


東京じゃないとできない仕事は沢山あるのに、
名古屋じゃないとできない仕事は無かった。


住めば都という言葉がある。


名古屋は生活するにはいい街であったが、
筆者にとっての『都』にはなれなかった。


この連休中に沢山ドラマを観た。
東京ラブストーリー2020』『東京男子図鑑』
『M ~愛すべき人がいて』


全て東京が舞台のヒューマンドラマだった。


全てフィクションだと分かっていてるのだが
東京の風景や東京で働く人々を観て、
何故か強く心を惹かれてしまう。


そう言えば、当ブログのアイコンも
ずっと東京タワーのままである。


数ヶ月後、果たして東京タワーの真下を
歩いているのだろうか。


今まで通り栄のテレビ塔の真下を
歩いているのだろうか。


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街コン業者のつぶやきに物申す。

名古屋で比較的大手の街コン業者がある。

『Spoon』


筆者も彼女ができる以前にここのイベントに
参加したことがある。


男女比が若干男性に片寄っていたが、
運営が非常にスムーズでかつ集客力もあるので
名古屋の中では好印象な業者だった。


運営のつぶやきブログが面白く勉強になるので
ときたま覗いていたのだが、
今回ある記事に疑問を持ったので記事にする。


そのブログ記事がこれだ。

『街コンにおける男女の価値観の違い。』

spoon.nagoya



ざっと内容をまとめるとこうだ。


・女性に比べ男性のモチベが高い。必死。
・現実的な女性に対して、男性の理想が高すぎる
・女性は客観的。男性は自己中心的。
・男性のクレームが多い。
・男性の態度が横暴。好みではない相手を楽しませようとしない。
・女子は寧ろ友達を作りたい。
・男子は彼女を作るために必死。
・とりあえず男子は余裕を持とう。


いやいや何言っちゃってんの?って話ですよ。


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そもそもイベントへの熱量に差がでるのは
当たり前で、業者が利益を出すために
参加料も男女比も偏った募集してるよね。



その状況を業者が
意図的に作っているやろ。



spoonのイベントの一例。


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男性:6700円 女性:500円

その差なんと約14倍。


500円と6700円のお店のランチがあったら、
どちらのお店の方が期待値高くなりますかね。
求めるものも変わりませんかね。


というか男性料金はさておき、
女性500円は安すぎるでしょ?


数年前までそんな値段の街コンなかったよ。


そんなに安すぎると飯モク女性や当日ドタキャン増えるだろうし。
(現にSpoonの街コンは女性のドタキャン多いと運営の方が言うてるし、筆者も参加してそう感じた。)


例えば男性5700円、女性1500円にすれば
ちょっとはバランスとれるんじゃないの?
って思うけど、男性の参加比率を高くするから
そうしないんだろうか。


もし他の業者も下げているからという理由で
500円にしているのならば甘すぎる。


優良な街コン業者も何社か知っているが、
それらの業者の値段は2000円付近。


当然、参加女性の質や意識も高かった。


女性料金をデフレさせている現状が
街コンの質をどんどん下げてるのでは?


相席屋とだんだん被ってきてない?


ドタキャンについては事前に連絡をすれば、
対応してくれるらしいし、女性にとっては、
親身で利用しやすい運営会社だと思う。


ただ、男性にも満足してもらいたいなら、
参加者の意識について否定するのではなく、
運営も出来る限りの努力をするべき。
※勿論、厳しい中でやりくりしてるのも分かる。


まずは、男女比を揃える努力を。


女性の値段を上げて、参加した者のみに
後からキャッシュバックする形をとれば、
ドタキャンは減ると思う。
(理想は女性3000円で1000円キャッシュバック)


男性の価格は据え置きでいいから、
そうすれば業者も利益あがるでしょ。


あと、もう1点否定させてもらうと、
一般的に男性の方が可食範囲広いから。


女性の方が求める理想は高いと思う。


そうじゃないと、マッチングアプリとか
この手のビジネスモデルは成り立たない。


コロナ禍の厳しい中でも、集客に力を入れて
イベントを開催する営業努力については、
ただただ感心するが、現状が続くのであれば
すぐにオワコンになるのでは。


①参加費の男女格差拡大の是正
②男女比の是正


それが出来ないのであれば、
開催場所やイベント内容で差別化をしないと
ただの価格競争になっちゃうで。


参加者の意識や温度差について語るより、
まだまだ出来ることはあると思う。


優良な街コンが増えることを願う。



『名古屋ギター女子部』を知っているだろうか。

先月からYouTube musicを利用し始めた。


有料ではあるものの、音楽はもちろん動画も
オフライン再生やバックグラウンド再生
できるのでめちゃくちゃ便利。


そういった経緯もあり、
アーティストの発掘にハマってる。


今回紹介するグループは『名古屋ギター女子部』
YouTubeの登録者は11.2万人。

twitter.com


名古屋で活動する5人組のガールズユニットだ。


美人揃いだし、歌もめちゃくちゃうまい。

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あと、撮影場所がすげえ凝ってる。


とにかく先ずは、動画を見てほしい。


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


いかがだっただろうか。


曲の雰囲気に合わせて
毎回撮影場所を変えている。


しかも、全て愛知県内。


名古屋港水族館清洲城オアシス21などの
王道だけでなく、金城ふ頭や大高緑地など
少し外した場所で撮影しているのがまたエモい。


ここどこよ?って場所も結構多いので、
動画の度に撮影場所を探してみるのも
楽しみの1つだ。


名古屋で路上ライブもやっており、
筆者も一度遭遇したことがある。
(当時は名前も知らなかったので、少し足を止めて聞いただけではあるが。)


今秋にメジャーデビュー予定ということで
今後の更なる活躍が楽しみだ。


コロナ自粛の流れが暫く続くと思うので、
彼女達の歌声と綺麗な景色を嗜みながら
お家でゆっくりと過ごしてみるのも
素敵ではないだろうか。

学生の頃に飲みサーに所属していた話③

久しぶりのブログ更新。
時間が経ってしまったものの前回の続き。


以前の記事はこちらから


kakusyakaijin.hatenadiary.jp


kakusyakaijin.hatenadiary.jp



一度は解散することとなったインカレだったが、
就活も終わった4年生の夏休み。


たくから
サークルを復活させないかとLINEが来た。


当時、就活で貯金がカツカツになっていたこともあり、バイト三昧のつまらない日々に戻っていた。


特にやりたいことはなかったが、
心のどこかでは、また新しい刺激を求めていた。


たくからの連絡を断る理由はなかった。


そして、たくとたくの友人を交えた3人で
サークル活動用のSNSを再び始動ささる。


飲み会を開くために、
再び新勧と称して参加者を募った。


昨年の集客の苦労が嘘だったかのように
参加者が大勢集まった。


みんな夏休みで暇をもて余していたのだろう。


そこからは毎週飲み会三昧。


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飲み会を開く度に、
浅く広く人間関係が広がっていった。


仲良くなった面子と制服ディズニーに行ったり、
ボーリング大会を開催したりした。


女子大の知り合いをどんどん紹介してもらい
女子大制覇 合コンスタンプラリーなんていう
おバカな企画もやった。


結局、卒業間近の2月まで新歓を開催して
遊び呆けていたものの、
自然と活動から手を引くことにした。


サークル活動とは言っても、
ただ新歓をずっとやっているだけの実体のない
活動内容だったので、正直後ろめたさもあった。


※サークルに入りたいという子は沢山いたが、
固定のメンバーで活動するのはめんどくさいし、
動きづらいと考えていたのでスルーしていた。


そのため、 twitterにボロクソ書かれたり、
女子大からヤリサー認定をされたりして、
かなり悪い口コミが広がっていった。


ヤリサー的な活動は一切やっていないが、
健全なサークルだったかと言われると
Yesとは言えないし、
何か問題が起こった時のリスクや責任が怖かった。
現に誰かが泥酔したりとかは結構あったし。


その後、大学を卒業し名古屋に来てからも、
たくから稀に新歓の誘いが届いた。


たくは社会人になっても4年生のフリをして、
サークルを続けていたのだった。


そこから3年が経ち、現在に至るわけだが
久しぶりにサークルのSNSアカウントを探してみたものの、全て消えていた。


飲み会を開くのがめんどくさくなったのか。
もしかしたら遂に問題が起きてしまったのか。


今では知る由もない。


飲みサーを通じて知りあったメンバーの中で
今でも連絡を取りあっている人は一人もいないし、
別に取りたいと思う相手もいない。


所詮インカレなんてそういうもの。


しかしそんな薄っぺらい繋がりではあったけれど、
今でも楽しそうに歩く大学生の集団を見ると、
何故かあの頃を懐かしく感じてしまう。


もしかしたら、薄っぺらい繋がりだったからこそ
楽しかった思い出として色濃く残っているのかもしれない。


一期一会。


飲み会で出会った全ての人に感謝を。

これからも出会いのひとつひとつを
大切にして生きていこうと思う。


【泣きたい私は猫をかぶる】映画を観て夏の訪れを感じる

最近やたらとYouTube広告で
流れてくる映画の予告。


『泣きたい私は猫をかぶる』


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本来は劇場公開するはずだった映画らしいのだが、
コロナの影響で上映が延期&中止に。


急遽ネトフリでの配信になったとのこと。



「猫になって、大好きな人に会いに行く。」


予告を見た感じやとすごく面白そう。
テーマが素晴らしい!


ヒロインの声が志田未来花江夏樹なのもいいね。


タイトル名のセンスと主題歌のヨルシカにも
惹かれて鑑賞。


テラハが配信中止になって、ネトフリ自体の解約も考えていたが、こういう独占配信映画がもっと増えてくれれば嬉しいな。


率直な感想から話すと、
中高生向けのよくある映画だったけれども、
夏を感じさせてくれる甘酸っぱい青春映画だった。


映画館にお金を出して見に行くかと言われると
正直微妙な気もするけど、作画も綺麗だし
ネトフリで観られるなら大満足の作品だと思う。


以下はストーリーについての考察・感想になるので未鑑賞の方は注意。









あらすじ

私はあなたの力になりたい。好きって言われたい―笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった…。それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる…このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる――自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。



「複雑な家庭問題」「いじめ問題」「寿命」


明るい雰囲気のストーリーである反面、
少し重めの社会的テーマが散りばめられている。


タイトル名にある通り、周りに素直になれなくて
猫を被っている自分やそんな自分が生きている社会に対して疲弊してしまった経験はないだろうか?


現実から逃れるために、
誰からも可愛がってもらえて、
自由気ままにに生きているように見える
猫になってみたい。

そんな願望や妄想を覚えたことはないだろうか?



先述したが、テーマ自体は本当に素晴らしい。


血の繋がっていない親子である美代のことを理解しようと努力する父の再婚相手の薫


猫になってしまい行方不明になった美代を思い、
ひとり探し続ける親友の頼子


自分の残りの寿命を悟り、
人間になって、飼い主である薫をこれからも側で支えたいと願う飼い猫のきなこ



「家族愛」「友情」「ペットと飼い主の絆」
目頭が熱くなるようなテーマばかり。


それぞれのテーマがもっと深掘りされていれば、
この映画は確実に感動必至の名作になったと思う。



しかしながら筆者は泣けなかった。



何故か?


浅い。浅すぎるんだ。
どれも中途半端な深掘りのまま
エンディングを迎えてしまった。


映画のオチは近年の流行りでもある
ボーイミーツガールのハッピーエンド。


多分、他の人も感想として挙げると思うけど
ジブリ新海誠のエッセンスを加えすぎ。


まるで『猫の恩返し』と『千と千尋の神隠し』を
足して割ったかのような猫島の世界感。


まるで『君の名は。』のような入れ替わりにより、お互いの想いがこじれてしまう恋愛模様


まるで『天気の子』のようなストーリー展開。


特に天気の子が大ヒットしたからって
乗っかってる感がすごい。


日之出が雨の中、鳥居の中をくぐって異世界に美代を救いにいく下りとか、美代を救えるなら世界がどうなってもいいと叫ぶ下りとか完全に既視感。


ヒットしたアニメ映画の要素を盛り込んだ、
二番煎じの安っちい映画に成り下がっている。


猫島のシーンとか格闘シーンとかは、
映画の尺を考えるといらなかったと思う。
(若年層を意識する上で必要だったのかもしれないが)


中盤までは良かったのに、内容を詰め込みすぎて、
最後にはやっつけ感まで垣間見えてしまう。


薫やきなこや頼子のエピソードに
もっと尺を充てて欲しかった。


ここまで悪い要素ばかり書いてしまったが、
良かった部分も勿論ある。


美代ときなこが別の存在へと入れ替わり、
本来の自分を失ってからはじめて、
自分の居場所や役割に気付けたこと。


美代は人間としての自分を日之出や頼子や父や薫が
探してくれていること。


きなこは飼い猫としての自分を薫がずっと探してくれていること。


ありのままの自分を必要としてくれる存在や
帰る居場所があること自体が、
当たり前すぎて普段気づくことができない
幸せのカタチなのだと思えた。


実はこれが1番の収穫だったのかもしれない。
(ちょっぴり実家に帰りたくなった。)


また、この映画は愛知県の常滑市
舞台となっている。


愛知県に住んでいても、常滑についてのイメージは
イオンモールやりんくうビーチ、セントレア空港
ぐらいしか思い浮かばない。


伝統ある常滑焼きとか素敵な街並みとか
新しい魅力を再発見できたことも良かった。


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今度行ってみようかな。


海や花火など夏の匂いが画面越しに
香ってくるようなそんな素敵な映画だった。


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