冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

コンビニでバイトをしていた時の話。

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僕が大学生だった頃、4年間ずっと
同じコンビニでバイトをしていた。


友人からそのバイト先が今年の10月で
閉店になることを聞いた。
(詳しく言えばオーナーが代わるため一旦解散となる。)


東京での思い出が詰まった居場所が
消えてしまうことを非常に寂しく感じる。


そんなバイト先での思い出話をしようと思う。


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上京し、大学に入学した僕は
生活費を稼ぐためバイトを探していた。


バイト経験のない僕は、
手始めにどんな仕事に応募しようか、
タウンワークと睨めっこ。


なるべく時給が高くて、
家から近くて仕事がラクなバイトはないかな。



そんな感じのなめ腐ったメンタルで探していた。



そんな中、見つけたのがコンビニバイト。



24時間営業のシフト制なので融通が効くし、
時給もそこそこ高い。
また、直営店(オーナーがコンビニ本社)のため
安心感があった。


面接に行った際に綺麗なお姉さんが居たため
働くことを即決した。


2013年の5月。バイト生活が始まった。


コンビニバイトは
朝勤、日勤、夕勤、夜勤とシフトが別れており、
僕は主に夕勤に入っていた。


大学が終わってから17時出勤、22時退勤。


業務内容はレジ打ちから品出し、廃棄作業、
フライヤー、返品作業、収納代行、宅急便関係など
多岐に渡る。多分今はもっと増えていると思う。


覚えるまでは大変だったが、
1度覚えてしまうと非常に簡単な仕事であった。


住宅街の店舗であったため、
客とのトラブルも少なく、残業代もしっかりと
払われており、ホワイトな職場だったと思う。


同僚とよくシフト終わりに飲みにいったり
遊んだりした。


そういった面では
大学生にお勧めできるバイトだ。

※繁華街はやめとけよ。


職場のメンバーもテラスハウスさながらに
非常にキャラが濃くて面白かった。


主婦、普通の大学生、多留大学生、留学生、
JK、役者志望、声優志望、地下アイドル、
ラウンジ嬢、ミュージシャン、元犯罪者など
様々な背景や肩書きを持つ人が働いていた。


バイトを始めた当初
唐突に声優志望の女の子からは「貴方の夢は何?」
と聞かれたことを覚えている。


僕には勿論夢などなかったが、
地方からわざわざ上京し、バイトをしながら
夢を追っている人が大勢いることを知り、


東京という街が大勢の人の夢で
造られていることを実感した。


当時の僕はなかなか拗らせていたので、
表面上は彼らを応援しながら、
本心はバカにしたり、見下していた。


売れる可能性なんて1%もないのに、
いい歳して、いつまで夢追い人やってるんだよ。
早く現実見たら?


なんてことをウジウジと思っていた。



決められたレールの上を歩き続ける人生を
送っていた僕にとって、
自らレールを外れ、夢を追いかけている彼らに
ただ嫉妬していただけなのかもしれない。


残念ながら彼らの様な夢追い人の大半は、
途中で挫折し精神を病んで地元へと帰っていた。


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バイトをやめる人が出る度に
やっぱり東京は厳しい場所だなと感じた。



彼らは元気にしているのだろうか?

でもきっと何処かで上手くやってる気がする。



毎日働くだけのサラリーマンになった今では、
彼ら夢追い人のことを本当に羨ましく思うし、
若い内にもっと色々なことにチャレンジするべき
だったと後悔している。


若さってものは偉大だ。

夢を持てることは幸せだ。

やりたいことがあるなら、
自分が納得できるまでトコトン挑戦してほしい。



おじさんはそう思うのです。