冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

【新卒】新入社員時代を振り返る(入社~研修)

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名古屋でも桜が咲きはじめた。



例年に比べて、何かと自粛モード1色だ。
綺麗なはずの桜並木も少し寂しく感じてしまう。



そういえばこの春入社4年目になる。



石の上にも3年とは言うけれど、
なんだかんだ仕事を続けることができた。



今年の新入社員は入社式が中止になったり、
延期になったりと可哀相な話を聞く。



1日も早い事態の終息を願うばかりだ。



初心忘るべからずという言葉もあるが、


せっかく機会である。


筆者の新入社員時代の思い出話をしようと思う。








2017年4月3日。



筆者は就活用語で言う17卒の総合職として
現在の会社に入社した。


テレビCMをやっているメーカーだったので、
周囲からの認知度も高く両親も喜んでくれた。



入社式は東京の某ホテルで。



不安と期待が入り交じる中、
就活から使っていた、リクルートスーツを着て
社会人デビューを果たした。



会場には様々な企業が入社式をしていたため、
沢山のマスコミがきていた。



筆者はインタビューを受けなかったが、
同期は意気揚々とインタビューに答えていた。


入社式が終わると、バスで研修会場に移動。


同期は全部門併せて30人ほどの人数だったので、
内定者式などで既に仲良くなっていた。


バスの中では、高校の修学旅行さながらの
ワイワイした楽しい雰囲気だった。


流石にうるさいと研修担当から怒られたが笑


筆者の会社では全体研修と部門研修があり
全体研修の会場は千葉のリゾートホテルだった。


全体研修の内容は社会人のマナー講座から、
企業理念やコンプライアンスの研修。
後は、各工場や研究所見学。


ぶっちゃけ、めちゃくちゃ楽だった。
9時~18時までただ座っているだけ。


朝・昼・夕ともに食事付き。


これでお金を貰えるなんて
社会人サイコーなんて思っていた。


夕食が終わってからは暇だったので、
同期と深夜まで遊んだ。


ホテルの備え付けのバーで飲んだり、
ビリヤードをしたりダーツをしたり。
バッティングセンターやカラオケにもよく行った。


部屋で男子会を開いて、
酒を飲みながら同期の推しメン(女子)を決めたりと
もうめちゃくちゃに楽しかった。


休みの日にはみんなで花見をした。
桜が綺麗だった。


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連日の夜更かしで目にはクマができていた。



そのことを研修担当に何度も注意された。



完全に素行不良の新入社員だったと思う。



全体研修は約1ヶ月程。
初めは1ヶ月って長いよなーと思っていたけど
気付けば一瞬だった。


全国の支店に配属されると、
別部門との関わりはほとんどないと聞いていた。



最終日には皆で別れを惜しんだ。



全体研修が終わった。




GWを挟んで続いて部門研修が始まった。



筆者の部門は営業を含めて10人程度。



大人数だった全体研修に比べて
少し心細い気もしたが、それも直ぐに慣れた。



部門研修の場所は湘南のリゾートホテル。



部屋からの景色はオーシャンビューで
内装も綺麗で広くて本当に豪華だった。



男女比もいい感じだったので、
『リアル テラスハウスじゃん!』
なんてみんなで大はしゃぎ。



部門研修では、主に専門知識や製品の勉強。



毎朝復習のテストがあり、
成績が配属に直結すると言われたため、
必死で勉強した。
(今振り返ると配属に関係なかったけどね。)



9時~18時までの研修は変わらなかったが、
20時半まで全員が残って勉強していた。


勉強ばかりしていた訳ではなく、
その後の自由時間はしっかり遊んでいた。


とは言ってもホテルの周りには何もなかったので
よく夜の砂浜へ行った。


The Chainsmokersの曲を聞きながら
スミノフを片手に全員で語りあった。



この楽しい時間が永遠に続けばいいのにと
何度も願ったものだ。



しかし、永遠なんてものはない。


部門研修も残り2日となった。



人事部長がやってきて、配属の発表があった。



筆者の会社では、北は北海道から南は福岡まで
各都市に支店がある。



17卒は採用人数が少なかったため、
各支店にほぼ1人ずつ配属されることが
決まっていた。



全員が東京や大阪への配属を希望していたし、
その為に勉強を頑張ってきた。



1人ずつ呼ばれて、配属の辞令を受ける。



筆者は名古屋への配属となった。



東京希望だったので哀しかったが、
北海道や仙台への配属に比べたらまだマシだと
自分にいい聞かせた。


広島への配属になった同期は
裏で泣いていた笑


予想通り、全員がバラバラの支店に
配属されることになる。


その日の夜は、全員で居酒屋へ。



配属の愚痴をぶつけながら、
同期との最後の時間を楽しんだ。



みんなかなり飲んだ。


その後に砂浜で花火をした。
まるで子どものようにはしゃいだ。


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しかし、最後の線香花火の灯火が消えたとき
全員で泣いた。


配属先での生活が不安だったのはもちろん、
離れ離れになってしまうのが本当に辛かった。



ホテルへの帰り道。
みんなで腕を組みながら歌を唄った。



secretbase
~君がくれたもの~



唄いながら歌詞に感動してまた泣いた。



絶対出世してみんなで東京で働こうな!
それまではみんな各地で頑張ろう!
そんな会話を最後にして、夜は更けていった。



部門研修最終日。



配属後の予定について連絡があり、
その後研修担当からの激励と各支店の先輩から
応援ムービーの放映があった。



最後に円陣を組んで、全員が決意表明をして
その場で解散となった。



また、すぐに集まろうな!
手を振って各々が帰路につく。



筆者は配属の準備のため、一旦地元へと帰る。



それから数日後、
名古屋で新生活が始まった。




続く