冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

【新卒】新入社員時代を振り返る③(担当任命~)

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前回の続き

kakusyakaijin.hatenadiary.jp


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名古屋支店に配属された筆者は、
同行見習い期間を経て、遂に担当を持つことに。



担当を持つにあたって、
初めに取引先へ挨拶回りに向かう。



当時5年目の先輩と同行し、
先方に担当交代の挨拶と名刺交換をする。



新人らしく元気に挨拶をしたつもりだったが、
相手からはものすごく不満そうな対応をされた。



当時は、その理由が分からなかったが
今なら理解できる。



新人を担当にするなんて、
うちも舐められたもんだな。



そんな思いだったのだろう。



挨拶回りが終わると、会社で引き継ぎ業務。



毎日夜の22時まで先輩が付きっきりになって、
業務について教えてくれた。



先輩には、感謝してもしきれない。



単独での営業活動が始まる。



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しかし全く相手にされないのだ



取引先にはもちろんのこと、競合メーカーにも
新入社員ということで舐められていた。



商談は全く決まらず、
数字も大きく落としてしまった。



取引先の部長との大事な商談では、
夜中まで必死に作った商談書を一目見て
その場でゴミ箱に捨てられた。





『もっと勉強してからこいよ』


『君じゃ力不足だから、担当を変えてよ』



めちゃくちゃ哀しかったし、悔しかった。



上司にも苦情の連絡があったらしく、
自分自身が情けなくて消えたい気分だった。



仕事で泣かないと決めていたので、
泣きはしなかったが、かなり落ち込んだ。




年末年始の休みで実家に帰省したときは、
会社を辞めることも少し考えた。



しかし本当に辛いときに、
日報を見て心配してくれた同期達が
電話をかけてきてくれた。



その優しさに救われたし、同期に負けていられない
という気持ちが自分自身を再び鼓舞した。



逃げたい気持ちを押さえ込んで、
何度も取引先に足を運んだ。



指摘をされたり、断られても、怒られても
すぐに資料を訂正し、その日のうちに持参した。
(大抵、こんな遅い時間に来るんじゃないと更に怒られていたが)



先方との飲み会では、場を盛り上げるため
カラオケ芸をしたり、キャパ以上の酒を飲んで
何度も記憶を飛ばした。



とにかく相手から認められたい。
やれることをやって現状を変えたい。



その一心で我武者羅に努力した。



それから、少しずつ周りの態度が
軟化していったのが分かった。



そして、2018年の3月、1つの大きな案件を
クロージングさせることができた。


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初めて努力が報われた気がして嬉しかった。



お祝いに上司が飲みに連れていってくれた。



その日飲んだビールがめちゃくちゃ美味しかったことを今でも鮮明に覚えている。




そして気付けば入社して1年が経っていた。




以上が新入社員時代の軌跡だ。




今思い返せば、仕事が遅くて、覚えの悪い
ダメダメ社員だった。



もし、このブログを読んでくれた新入社員が
いるならば是非とも反面教師にしてほしい。



ただ社会人の先輩としてアドバイスするならば
新入社員に即戦力なんて求められていない。



企画力や営業力も乏しくて当たり前だ。
成果は簡単には残せない。



だからこそ、仕事をしながら
『考えようとする姿勢』を身につけて欲しい。



壁にぶちあたって思い悩んだ時にこそ、


これから自分が何をしたいのか?
どうなりたいのか?
どうすれば良くなるのか?


考えようとしてみてほしい。



考えようとする姿勢がきちんと身に付けば、
数年後には自ずと考えられる力が身に付いている。



働くことの目標や方向性も明確になるだろう。



方向性さえ見失わなければ、
人間不思議と頑張れるものだ。



後は、本当に辛い時には気持ちを吐き出す
居場所を見つけること。



筆者にとっては、それが同期という存在だった。



ネガティブな内容ばかりになってしまったが、
社会人にもやりがりや楽しいことだって沢山ある。


決して嫌なことばかりじゃないよ!



新入社員の船出を応援しております。




長々とお付き合い頂きありがとうございました。