【コロナウイルス】暗い夜の下、それでも僕は走る
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久しぶりの更新になる。
名古屋にも緊急事態宣言が発令されて、
早日。
筆者の会社でも遂に在宅勤務となった。
家でパソコン業務をしながら、息抜きにと
テレビをつけてもニュースやワイドショーは
コロナウイルスの話題で持ち切り。
バラエティーやドラマは総集編ばかりで
正直面白くない。
ネットフリックスやアマゾンプライムで映画を
見るのも飽きてきた。
外に出るのは食料の買い出しだけ。
そんな人も多いのではないだろうか。
筆者もその一人だった。
ジムも閉鎖しているため、
年明けから続けてきたダイエットを中止した。
筋トレを辞めてから筋肉が落ちていき、
お陰で体重はみるみる落ちていった。
しかし、すぐに体重は急反発。
甘いものをついつい摘まんでしまい、
体に脂肪がついてきた。
このままではまずいと自宅で筋トレを始めるも
なかなか続かない。
公私の隔たりがなくなってしまった自宅では、
やる気が全く起きない。
筋トレするならやっぱりジムでミッチリやりたい。
だから、日が落ちた後に外を走ることにした。
三密さえ避ければ、ランニングは問題ない。
適度な運動は抵抗力を上げる。
本音を言えば日中に走りたいのだが、
高齢者や子どもがいるから迷惑をかけたくない。
筆者の住む地域は居酒屋が多く立ち並ぶため、
いつもは夜でも賑やかな雰囲気であるのだが、
どの店も真っ暗でほとんど人が歩いていない。
知らない街に来てしまったかのようだ。
賑やかな華金の風景が走馬灯のように駆け巡る。
静かになった街を走り抜けていく。
途中、筆者と同じ様に走るランナーや
コンビニ袋を片手に家路に急ぐOLとすれ違う。
みんな表情は暗く、不安そうに下を向いている。
先の見えない未来。忍び寄る感染のリスク。
こんな状況でも、
僕らは生活をしなければならない。
『STAY HOME』とは言うけれど、
事態が落ち着くまで最低2ヶ月以上はかかるはず。
GW後には、緊急事態宣言も解除となるだろうが、
人々は自粛を続けることができるだろうか。
強く生きるために今宵も暗闇を駆ける。
