冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

学生の頃に飲みサーに所属していた話②

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前回の続き。


kakusyakaijin.hatenadiary.jp




3年生の夏。


2年間続けていたサークルをやめた筆者は、
暇を持て余していた。


空白のスケジュール帳を埋めるためだけに
バイトのシフトを詰め込む。


居場所を失った空虚な気持ちとは裏腹に
預金口座だけが潤っていった。


ある日、バイトの先輩の知人が運営する
インカレサークルを紹介される。


設立ホヤホヤのサークルとは聞いていたので、
あまり期待はしていなかったものの、
ハズレ引いてもいいかぐらいのノリで
飲み会に参加した。


初めての飲み会参加者は筆者を除いて3人。



①かずさん :このサークルの設立者。4年生。

見た目がジャーニーズ系でモテる。
ウェイ系サークルで会長をやっていた経験がある。
就活が終わると同時に騒ぎたいなーと思って、
ひっそりとサークルを設立したとのこと。


②なつきさん : かずさんの友人。4年生。

見た目は完全にキャバ嬢。盛り上げキャラ。
コミュ力がめちゃくちゃ高くて姉御肌。
水商売のバイトしてると思っていたが、
本人曰く一度もやったことがないと。


③たく: かずさんの後輩。3年生

筆者と同級生。
見た目はフツ面。身長高くて大人びている。
めちゃくちゃチャラい。女の子大好き。
後々ナンパ師だと判明する。


インカレサークルというよりは、
どっちかというと身内サークルだった。


一気飲みしたり、コールやゲームを始めたり。
免疫のない筆者はビビリまくっていた。


しかしながら3人ともフレンドリーで親しみやすく
すぐに打ち解けることができた。


3年生にもなると初対面の人と飲む機会は
ぐっと減る。


新歓のときのように、初対面の人達と騒ぐこと自体
久しぶりで楽しかった。



それからというものの、
よく4人で集まって飲みにいった。


ダーツバーにいってダーツを教えてもらったり、
ロックアップのような変わった居酒屋に行ったり、
誰かの家で集まって宅飲みをしたり。


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ゆるーい感じの関係性がまた良かった。



そこそこお金は飛んでいったものの、
あんなにもつまらなかった日々が
いい意味で激変した。


気がつけば髪色が黒から明るい茶色になり、
ファッションにも気を使うようになっていた。


2年遅れの大学デビューだった。


秋になるとそろそろ本格的にサークルとして活動したいねという話になった。


twitterや学サーなどのSNSを通じて
飲み会やイベントの参加者を募った。


しかし、実際に応募してくるのは男ばかり。


そりゃそうだ。

得たいが知れないサークルの飲み会に
女の子が参加しようと思うわけがない。


男女比率が極端に片寄るとサークルとして
成り立たないことは皆分かっていたので、
集客の方法について、知恵を絞った。


どうすれば、女の子にも来てもらえるか?


筆者は全くアイデアが思い浮かばなかったものの
他の3人はそうとう頭が切れる。


幾つかのアイデアがでた。


結論から話すと、その集客方法が上手くいった。
(具体的な集客方法についての紹介は控える。)


15人規模の飲み会を何度か開くことができた。


宗教勧誘やネットワークビジネスの勧誘者が
紛れていたことがあり、揉めたこともあったけれど
毎回大盛り上がりだった。


色んな大学の人と知り合えることもあり、
一期一会の出会いが本当に楽しかった。


数ヵ月後、インカレ内で彼女ができたこともあり、
段々と参加する頻度は減っていった。


そして主催者である、かずさんとなつきさんも
卒論が忙しくなってしまったらしくサークルは解散扱いになってしまった。


こんなにあっさりと解散できてしまうのも
インカレの欠点であり利点なのかもしれない。


就活シーズンが近づいてきたこともあり、
インカレのことなど頭からすぐ消えていった。




それからしばらく時間が経った。


就活も終わって再び暇をもて余すようになった
大学4年生の8月。



急にたくから連絡がきた。





「インカレ復活させるぞ!」



続く。