冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

就活に挑む大学生へ

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今年も就活シーズンがやってきた。

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昨年も就活生に向けて
記事を執筆した。

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転職を経験した今だからこそ
新たに話せることもあると思う。


今年度も就活生にエールを送りたくて、
筆を執ることにした。


22卒の人もそうじゃない人も
読んでくれると嬉しいな。

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2021年の就職活動。
リーマンショック以降では、
間違いなく一番厳しい年になるだろう。


コロナ禍による経済への大打撃。


就職人気ランキングの上位常連だった
旅行会社や航空会社は
業績の悪化により新卒を取り止め、
目も当てられない状況に。


数年前なら考えられないことだ。


ほとんどの産業が打撃を受けており、
採用枠も恐らく減るだろう。


比較的業績が安定している大手企業に
就活生人気が集中することも
容易に考えられる。


『大手企業に内定』って
いい響きだよね。


どうせ就活するなら名の知れた
大手企業に入りたいという気持ち。


めちゃくちゃ分かるよ。


筆者は売り手市場と言われた
2016年に就活をした。


卒業した先輩が
どこどこに勤めている等の
情報が学内から回ってくるため、
おのずと大手企業に意識が傾く。


学内に説明会に来るのも
名の知れた企業ばかり。


自分も含めた就活生の大半は
大手病を患い、大手ばかりにESを出す。


勿論、そんな企業に入社できるだけの
スペックを持ち合わせて居ないため
面接で落ちる。落ちる。落ちる。


筆者は運が良かったこともあり、
奇跡的に名の知れた大手メーカーから
内定をもらうことができた。


最終面接の時に面接官に
話した内容を今でも覚えている。


『これから40年以上仕事をする上で、御社ならば高いモチベーションを保ちながら挑戦を続けることができると考えています。』


あの頃の筆者は本当にそう思っていた。
この会社に骨を埋めたいと。


その企業に内定してから、
卒業するまでの期間は鼻が高かった。


家族や親戚、友達、後輩に
内定先について話をすると
チヤホヤされた。


後輩からの就活相談に対して
偉そうに語ったりもした。


卒業までの半年間、
自己承認欲求は満たせたと思う。


ただ、大学を卒業し
実際に入社すると状況は変わる。


すごく頭が切れる同期。
仕事ができて尊敬できる先輩。
自社よりも更に大手の競合企業。
ひたすら圧が強い取引先。


自分の置かれる立場の弱さや、
自分よりも仕事ができる人なんて
この世にゴロゴロ存在することを知る。


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ちっぽけなプライドは
還付なきに叩き潰された。


結局どんな企業に入ったところで
隣の芝生は青く見えてしまうのだ。


4年も仕事をしていれば
自ずと考え方が変わってきた。


環境が変われは、
考え方や価値観なんて簡単に
変わってしまうものだ。


会社の良いところも悪いところも
分かってしまう。


働くことのやりがいや難しさも
気づくことができた。


その結果、今年の冬に
新卒から勤めてきた企業をやめた。


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あんなに憧れた企業だったのにね。


社会人になって暇潰しで利用していた
OB訪問アプリ『Matcher』で
就活生から必ず聞かれる質問がある。


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『入社前と入社後のイメージにギャップはありましたか?』


この質問は愚問だ。


たかが、数ヵ月の就活で得られる
ホームページや説明会の情報だけで
その会社の全てが分かる訳がない。


ギャップは必ずあるよ。


転職口コミサイトを覗いてみれば
その企業の実情が垣間見える。


人事なんて基本的に
都合のいいことしか言わないのだ。


寧ろギャップしかない職場で
如何に上手く立ち回れるかが
サラリーマンの腕の見せ所である。



さて、前置きの自分語りが
長くなってしまった。。


就活生に伝えたいこと。



この会社なら3年間は
楽しく働けそうだと感じる企業を
見つけてほしい。


複数企業の選考を同時期に
並行して行う一括採用方式に於いて、
一生働ける職場を見つけ出すことは
かなり無理がある。


前述のとおり働いてみないと
わからないことが殆どだからだ。

ただ、一生働ける企業を
探し出すことは難しいが
3年間働ける企業を選ぶことなら
難しくはないだろう。

色んなハードルが下がるだろうし。


見栄のために興味もない
大手ばかりを企業研究することは
やめた方がいい。時間の無駄だ。


要するに就活は視野は広く持とう。
そして自分の実力を過信しないこと。


どこの企業で働くか。よりも
どんな仕事をしてみたいか。
どんな働き方をしてみたいか。


知名度の高くない
中小企業やBtoB向け企業でも
優良で面白い企業は山ほどあるから
自らフィルターを張らずに
企業を探してみよう。


もし企業の探し方が分からないなら
学校のキャリアセンターに相談すれば
そういった企業も紹介してくれるはず。


とにかく企業名だけに拘ることだけは
本当に危険だと思う。
(特に今年は!)


別に今の時代、
新卒入社で人生の全てが
決まるわけじゃないんだから。


3年働いてみて、
仕事が楽しければ続ければいいし、
楽しくなければ転職すればいい。


どんな企業に入社したとしても
3年間しっかり努力して
スキルアップすれば
大手企業にだって転職できるから。
(その頃には景気も戻ってるはず。。)


ちなみに何故3年間は
続けた方がいいのか?

それはまた今度記事にしようと思う。

・履歴書作成
・ESの締め切りラッシュ
・説明会のはしご
WEBテスト
・テストセンター
・業界・企業研究
みん就での情報戦
・グループディスカッション
・面接

就活はやることも多いし、
辛くて泣きたくなることも
あるだろう。


人間性を否定された気がして
逃げ出したくなる程、
落ち込むこともあるだろう。


でも大丈夫。
貴方を必要としてくれる会社が
必ず見つかるから。


肩の力を抜いて。
どうか前向きに頑張ってほしい。


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