冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

学生の頃に飲みサーに所属していた話①

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

今回も学生時代の思い出を話そうと思う。


初めに飲みサーに入った経緯について。
(入学した頃から順に振り返っていく)



1年間の辛い浪人生活を経て、地方から上京し
某マンモス大学に入学した筆者は、
田舎臭いド陰キャだった。


ダッサイ髪型に、ダッサイ服装。濃い眉毛。
お洒落な大学生の中ではかなり浮いた存在。


ただ、行動力だけは無駄に持ち合わせていたので、
色んなサークルの新歓に参加してみることにした。


ダンス、テニス、フットサル、野球、文化系など
8個ぐらいは参加したんじゃないかな。


ノリは悪くないほうだったので、
陽キャが集まるサークルの中でも、
意外と馴染むことができた。


この時知り合った他サークルの先輩達とは、
その後、ゼミや授業が同じになったり、
別の飲み会で再開したりしたこともあった。


大勢知り合いがいることに越したことはないので、
とりあえず新歓に参加しておいて損はなかった。


いくつかのサークルからは、
熱心に勧誘をしてもらったものの、
イベント運営のサークルに入ることを選んだ。


どちらかといえば、
大人しめの陰キャ寄りのサークルだった。


当時の筆者には身の丈が合っていたと思うし、
先輩も同期も穏やかな人が多かったので、
居心地は良かった。


1年目のサークル活動はそれなりに充実してたし、
先輩にも可愛がってもらっていたので、
特に何も不満はなかった。

f:id:chansou7878:20200607133437j:plain


週末の活動終わりには、
よく同期全員でボーリングやカラオケに行った。


しかしながら、2年目になると状況は一変する。


同期同士の仲が段々と険悪になっていった。


サークルの中心学年になったこともあり、
活動に対する方向性や考え方の違いで、
意見がぶつかることが増えてきた。


飲み会があればヒソヒソと他人の愚痴や悪口を
先輩や後輩に話す同期が増え、
仕舞いにはわざと相手に聞こえるように話すのだ。


当然、同期内で派閥ができるようになる。


筆者はめんどくさい揉め事は嫌いだったので、
どの派閥にも所属せずに上手いこと
立ち回ることにした。


この時期から、サークルをやめたくなってきた。


いつも飲み会をやる際には、
幹事を任せられるポジションであったものの、
誰かの愚痴を聞きながら飲む酒は
不味くて飲めたものではない。


嫌気が差してきた筆者は
徐々に飲み会を断るようになった。


活動自体にはきちんと参加していたが、
飲み会から距離を置いてからというものの、
同期からの対応は想像以上に冷たかった。


サークル外でも交流がある数名を除いて、
個人的に遊びや飲みに誘われることもなくなった。


ほとんどの同期とは会話すらしなくなり、
段々と孤立していった。


当然飲み会に参加しなくなったので、
サークル内の恋愛事情等にも疎くなる。


誰と誰が付き合っている情報なんて、
クソどうでもいいのだが、そういう情報を知らないだけで周りから白い目で見られたりするのだ。


そんな状況の中で、あまり仕事ができなかった
同期の1人が周りから虐められるようになった。

その同期だけハブられたLINEグループができたり、
後輩の前で馬鹿にするような発言をしたりと
日に日にエスカレートしていくのが分かった。


まるで村八分のようだっだ。


大勢で1人を虐めている姿を見て、
このサークルをやめようと決意が固まった。


サークルを辞めると同期に話してからは、
思いのほか、周りの態度は変わっていった。


「やめてほしくないと引き留めてくる者」
「遊びや飲みに誘ってくるようになる者」


全然話さなくなった同期達が手のひら返しで
仲良かったよねアピールをし始めたこと。


それがまた気持ち悪かった。



結局3年生になると同時に退会を済ませ、
晴れてフリーの身になった。


その後、現在まで連絡をとることがある同期はわずか2名だけだ。


なんと薄っぺらい関係だったのだろうか。


サークル活動がなくなり、暇になったので
3年生の前期はバイトに没頭した。


kakusyakaijin.hatenadiary.jp


コンビニのバイトだけでなく、
飲食やイベントスタッフ、データ入力など
色んなバイトを経験した。


みるみるうちに貯金は溜まったが、
お金を使う場所も相手もいなかった。


夏休みになってから、新しい居場所を探すため、
インカレサークルの飲み会に参加してみた。


しかし東京のインカレサークルは想像以上に
クソみたいなところで、
男をたくさん集めて金儲けに走るサークルや
身内で盛り上がっているサークルばかりだった。


女の子ならまだしも、
初参加の男が楽しめるインカレサークルなど
どこにも存在しなかった。


もうインカレの飲み会に参加するのはやめて、
バイトで稼いでいればいいや。


諦めかけていた時、バイトの先輩から
最近結成されたインカレサークルを紹介された。


コンセプトは「初参加でも盛り上がれるインカレ」


胡散臭いサークルであったが、
先輩の知人が運営しているということもあり、
最後の望みをかけて参加することにした。


このサークルとの出会いが、
筆者の価値観や人生を大きくひっくり返す
きっかけとなる。



続く。