冴えない社会人の恋人探しの旅

冴えないサラリーマンのリアルを綴る。雑記多め。名古屋→東京へ転職を機に帰還。彼女探しの旅なう

【恋愛】彼女との現状について その2

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

彼女との近況について。


先ずは↓の2つの記事を読んでから、
記事へとスクロールしてくれれば幸いだ。

kakusyakaijin.hatenadiary.jp


kakusyakaijin.hatenadiary.jp



彼女と付き合ってから
半年以上の月日が経った。


以前の記事にも書いていたが、
3月、4月はコロナウイルスの影響もあり、
全く会うことができなかった。


就活生だった彼女に、
電話で面接のアドバイスをしたり、
落ち込んでる時には話を聞いて励ました。


会えない期間はとても寂しかったが、
僕らの関係は上手くいっていた。


6月になるとコロナの話題も少しだけだが、
落ち着いてきた。


彼女は愛知県内の優良企業に就職が決まった。


約束通りレストランのディナーを予約して
彼女の内定祝いをした。


会うのは3ヶ月ぶりだった。


「これからはいっぱい遊べるね。」


ワインを片手に頬を赤らめて話す彼女を見て
僕はやっぱりこの子が好きだと思った。


久しぶりの逢瀬を経て、
彼女への思いはより強くなった。


それからも、京都へ旅行したり、
海や山へも遊びに行った。


可憐な彼女はどこの場所に行っても、
どんな服を着ててもその風景に映えた。


8月になり、コロナの第2波が日本を襲う。


世間は再び自粛の流れに。


彼女の家族からの目もあり、
なかなか遊びに行くことができなかった。


どうすれば会いに行けるかと考えた末、
夕方からレンタカーを借りて、
愛知県内をドライブすることにした。


日が落ちてから、
彼女の家の近くまで迎えにいった。


YOASOBIの『夜に駆ける』を聞きながら、
海岸沿いや夜景が見える場所を走った。



直接会って話ができるだけでも
十分幸せだった。


暗い話題が飛び交う世の中で
彼女の存在が僕にとって希望の光だった。


盆休みの最終日。


いつもの様にレンタカーで彼女を迎えに行き
金城ふ頭の夜景を見に行った。


暗い夜の海に写し出される工場夜景は
不気味な様にも思えるがとても綺麗だった。


f:id:chansou7878:20200829223031j:plain


彼女は海を眺めながら
ぼそっと問いかけてきた。


「やっぱりカク君は東京に異動したいって思うの?」


この質問をされるのは3回目ぐらいだろうか。


僕はいつも通り「そうだね」とだけ答えた。


彼女は『そっかあ。そうだよね。』
と吹っ切れたような笑顔を見せた。


その時には、またいつもの質問かと思った
ぐらいで何も気に止めていなかった。





実はこの日を境に彼女とは会えていない。


連絡の頻度も減ってしまった。


どうやら僕たちの関係には
少しヒビが入ってしまったようだ。


f:id:chansou7878:20200829223234j:plain


理由は彼女の口から聞けていないから
分からないままだ。


ただ、心当たりがあるとすれば
あの質問だ。


彼女は愛知県内で就職をし、
愛知県内で生きていくことを決意した。


東京から異動してきたよそ者の僕との未来が
見えなくなったのかもしれない。


あの日、彼女が口にした
『そっかあ。そうだよね。』という言葉は



『私じゃなくて、東京を選ぶんだね。』


そんな意味だったのかもしれない。


確かに僕は東京志望だし、
愛知に残る気はさらさらない。


僕は『天気の子』には決してなれない。


何かを選択するためには
他の何かを捨てる覚悟がなければならない。


東京に行く決断をするためには、
彼女との未来を捨てないといけないのか。


遠距離恋愛ではだめなのか。


色んな考えが頭を駆け巡るが、
彼女は僕ではなく、愛知を選んだ。


このまま別れるかどうかは分からないし、
具体的にまだそんな話も出ていない。


ただ、確実に僕たちの関係が
終わりに近づいている気がする。


ここまで純粋に人を愛することができたのは
いつぶりだろうか。


愛する人の心が離れていく悲しみを感じたのは
いつぶりだろうか。


遊び人のクズへと堕ちていた僕は、
大きく変わった。



愛知で彼女と出会い、
そして愛を知った。



どのような結果になったとしても
僕を変えてくれた彼女に感謝したいと思う。

f:id:chansou7878:20200829222848j:plain